大変なことになったぞ



ちょうど仕事も終わりそうな頃だったこともあって、
サウンドディレクター牧野氏自ら
「自分たちでもできるだけやってみよ〜。」といいだした!

私もカラオケってどうなってるの?って興味があったし
「いいですねぇ!」というノリで手伝うことに。

ところが、であります。

実はこれが大変な作業になってしまったのです。
この曲にはちゃんとした楽譜が存在しないということが
その頃になって発覚しまして、全部耳で聞いて
データを作らなければならなくなったのです。

というわけで、その頃工場から上がってきたばかりの
サンプル版のシングルCDを何度も聞いて、必死で
フルートのソロとかコピーするはめになってしまったのでした。

この曲の作曲ってあたしじゃなかったっけ?と思いながら…。

「DREAMS DREAMS」は全部生楽器で録音したので
データにするのはすごく難しい作業でした。
人間の作り出す独特の間(ま)も再現しないと
この曲のノリを損ねてしまうからです。

DTMマガジンに「DREAMS DREAMS」のMIDIファイルが
のっていたことがあったのですがよくやってくれたなーと
思ってしまいました。

でもまぁなんとかそうやって一応形にはなったMIDIファイルを
さらにカラオケ専門のデータを作っているプロの方に
つくりこんでもらいました。